【強化ガラスの割れ方】一瞬で見分ける!割れ方の特徴&割れる原因

強化ガラスは特徴的な割れ方 割れ方の違い&原因をチェック

「強化ガラスが割れてしまったけど、割れてしまうことなんてあるの?」
「強化ガラスの割れ方が何か思っていたのと違った、これが普通なの?」

強化ガラスとは、フロートガラスに熱処理を加えてから急激に冷却する加工をおこなうことでフロートガラスよりも高い強度を持ったガラスのことです。

「強化ガラス」といえば、名前の通り強いガラスで割れないイメージがある方も多いかと思います。
高い強度を持った強化ガラスですが、割れてしまうこともあります
また、その割れ方も他の種類のガラスとは異なります。

ここでは強化ガラスの割れ方や強化ガラスが割れてしまう原因、おすすめの割れにくいガラスについて詳しくお伝えしていきます。

この記事を読んでいただければ、強化ガラスの割れ方を詳しく知ることができます
また、強化ガラスが割れてしまう原因を知ることで今後強化ガラスを割らないための対策がとれるようになります

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目次

強化ガラスは細かい破片になって割れる

一般的なフロートが大きな破片になって割れるのに対し、強化ガラスは以下の動画のように細かい破片になって割れます。
破片は比較的鋭利になりにくく、割れても破片で怪我をしにくいことから強化ガラスは「安全ガラス」とも呼ばれます。

また、強化ガラスは一部分だけ欠けや傷が入ったり割れたりということがありません。
一部分が割れてしまうと、ガラス全体にヒビが広がり粉々になって割れます。

他のガラスと強化ガラスの割れ方の違いについては次の2章他のガラスとの割れ方をチェック!で詳しく解説しています。

他のガラスとの割れ方をチェック!

ガラスにはさまざまな種類があり、種類によって強度や割れ方が異なります。
ここでは以下の4種類のガラスの割れ方についてお伝えします。
強化ガラスの割れ方との違いを比較しながら確認してみてください。

  • フロートガラス
  • 合わせガラス
  • 網入りガラス
  • 防犯ガラス

フロートガラス

先ほどもお伝えしたとおり、一般的なフロートガラスは角が鋭利で大きな破片になって割れます。
ぶつかった箇所から周囲に広がるように割れていくのが特徴です。

合わせガラス

合わせガラスとは、2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟み接着したガラスです。
2枚のガラスでできていることによって、割れてもガラスの破片が飛び散りにくいです。

ガラスのヒビの入り方の違い

網入りガラス

網入りガラスとは、ガラスの間に金属製の網が入っているガラスです。
一般的なフロートガラスと同じように衝撃に弱く割れやすいですが、金属の網が入っているため割れた際にガラスの破片が飛び散りにくいのが特徴です。

防犯ガラス

防犯ガラスも合わせガラスのように中間膜があり、さらに防犯性能が高いことから、先の尖ったドライバーやバールなどを使って衝撃が与えられても破られにくいです。
また、中間膜があることにより割れたガラスが飛び散ったり脱落しにくいのも特徴です。

ここでご紹介した以外のガラスの種類や特徴については以下の記事で詳しくお伝えしています。
さまざまなガラスについて知りたいという方はぜひ参考にしてください。

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強化ガラスが割れる原因

強度が高いと言われている強化ガラスでも割れてしまいます。
ここでは強化ガラスが割れる主な原因を以下の3つお伝えします。

  • 外部からの強い衝撃で割れる
  • ガラス内部の異物で自然に割れる
  • 端が弱いため割れる

外部からの強い衝撃で割れる

強化ガラスは外部からの衝撃に強い作りになっています。
しかし、面での衝撃には強いですが、点での衝撃には弱いのが強化ガラスの特徴です。

強化ガラスは熱処理加工と急激な冷却をすることによりガラスの表面に圧縮応力層(縮まろうとする力が)、ガラス内部に圧縮応力層とバランスをとるように引張応力層(引っ張ろうとする力)を形成します。

窓ガラス 割れにくい理由

外部から強い力が加わり、傷やヒビが引張応力層まで達すると圧縮応力層と引張応力層のバランスが崩れ、強化ガラスは一瞬で粉々になって割れてしまいます

ガラス内部の異物で自然に割れる

強化ガラスはまれに、外部から力が加わっていなくても自然に割れてしまうことがあります。
これは、強化加工をする前のガラスが製造される過程で、ガラス内部に異物が混入してしまうことが原因です。

この異物の1つに硫化ニッケル(NiS)があります。
硫化ニッケルは環境の変化を受けて体積が膨張し、ガラス内部にわずかな傷をつけます。
この傷が成長し、圧縮応力層と引張応力層のバランスを崩すと、ガラスが割れてしまいます。

この自然破壊は、ヒートソーク処理をおこなうことでリスクを回避できます。

ヒートソーク処理

ガラス内の異物が熱を加えると膨張する性質を利用して、出荷前の強化ガラスに熱を加えて経過を見る処理です。
異物が混入している強化ガラスはヒートソーク処理によって割れてしまうため、市場に出回ることを防げます。

参考
AGC「ガラスの豆知識~適材適所~」
板硝子協会「強化ガラス・倍強度ガラス使用手引書」

端が弱いため割れる

ガラスには小口と呼ばれる端の側面の部分があります。
強化ガラスはこの小口が弱点です。

強化ガラスの小口は衝撃が伝わりやすく、小口へ衝撃を加えると圧縮応力層と引張応力層のバランスが崩れ、割れてしまうのです。

下の動画でもわかるように、ガラスの側面の部分に衝撃を加えると、一瞬でガラスが粉々になって割れてしまいます。

強化ガラスから交換するなら合わせガラスがおすすめ!

割れないガラスはありませんが、割れにくいガラスはあります。
強化ガラスから別の割れにくいガラスへ交換したいという方は、先ほども少しお伝えした合わせガラスへ交換することをおすすめします。

合わせガラス

合わせガラスとは、2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだガラスです。
ガラス自体の強度は普通ですが、飛来物や空き巣などによる攻撃で簡単には貫通しません。
また、割れる際にも中間膜とガラスが圧着されているため、破片が飛び散ったり脱落したりするのを防げます。

合わせガラスについては以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。

まとめ

ここまで強化ガラスの割れ方について詳しくお伝えしました。
記事のポイントを以下にまとめます。

  • 強化ガラスは全体が細かい破片になって割れる
  • 割れたガラスの破片で怪我をしにくい特徴がある
  • 面での衝撃には強いが点での衝撃には弱く、割れてしまう

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