防犯ガラスとは合わせガラスの一種で、二枚のガラスの間に中間膜を挟んだ構造をしています。この中間膜が工具などの貫通を防ぎ、ガラス片の脱落を防ぐため、空き巣などは容易に侵入することができなくなります。
そんな防犯ガラスですが、実は製品によって強度が大きく異なります。安価な防犯ガラスでは小型の工具でも時間をかければ破れますし、高価な防犯ガラスでは大型の工具でも簡単には破れません。
防犯ガラスのランクを分ける大きな要素は、中間膜の厚さです。簡単に言えば、中間膜が厚いほど防犯性は高くなります。
日本では、複数のガラスメーカーによって構成される板硝子協会という組織があり、ここで防犯ガラスの性能を「打ち破り」と「こじ破り」に分けて制定しています。打ち破り試験では、様々な高さから鋼球を落とし、どの程度耐えられるのかをP1A~5Aのご段階で測定しています。また、こじ破り試験ではドライバーによるこじ破りを行い、破るまでの所要時間を測定します。こちらはP1K~P3Kの三段階で評価され、数字が大きいほど高性能ということになります。
一口に防犯ガラスと言っても、その性能は様々です。より高性能な防犯ガラスをお探しでしたら、当サイトまでご相談ください。